星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2016.05.31 Tuesday

週末のみずがき山自然公園の様子

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    5/28の晩は0時少し前に下弦の月が昇ってきますが、GPVの予報が良いので出かけることにしました。
    甲府盆地は晴れてはいますが、霞がかかったような空です。
    みずがき湖に寄って駐車場の様子を覗いたら、車中泊の車が10台弱ほどいました。

    みずがき山自然公園に20時過ぎに着くと、快晴で思ったよりも透明度が良いです。
    テントサイトでキャンプをしている人がたくさんいて賑やかです。





      2016/05/28 20:43  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(90秒)
      EOS 6D RAW、ISO800  山梨県・みずがき山自然公園にて

    撮影機材を外気温に馴染ませている間に、周りの様子を撮影してみました。
    こちらは駐車場の北側で、白い車は私のです。
    ちょうど車が1台やってきて、奥に停まりました。

    今日は下のテントサイトに、多くの人がいるようです。
    気候も良くて週末ですからねえ。
    それにしても、星屋さんが誰もいないのは何故でしょう?

    手前につつじが咲いています。
    近くを歩いている人のライトがちょうど当たったので気が付きました。

    星がピンボケになっている場所があります。
    カメラバックから出してすぐに撮影を始めたので、レンズの温度が不均一だったのでしょうか?





      2016/05/28 20:47  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(90秒)
      EOS 6D RAW、ISO800  山梨県・みずがき山自然公園にて

    駐車上の真ん中付近の様子です。
    こちら側のテントサイトにもたくさんのテントが見えますね。
    写真を撮るまで、こんなに多いとは思ってもみませんでした。

    灯りの点いたテントを前景に入れて星景写真を撮ってみても面白いでしょうね。
    この日は0時前に下弦の月が昇ってくるので、その余裕がありませんでした。





      2016/05/28 23:34  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(120秒)
      EOS 6D RAW、ISO1250  山梨県・みずがき山自然公園にて

    これは撤収する少し前に撮ったものです。
    西側の風景で、遠くに南アルプスが見えています。
    その手前の低空に薄い雲がたなびいているのが見えますね。
    南側や西側がいつもほど明るくないように感じたのですが、この雲が街明りをブロックしてくれたのですかね。


    気温はずっと6℃程度で、少し風があったので前回ほど結露はしませんでした。
    夜半近くになると、さそりから夏の大三角あたりまでの銀河(天の川)がよく見えました。
    こういう時に限って月が昇ってくるのですよねえ。
    これも HIGORO-NO-OKONAI でしょうか?











    2016.05.30 Monday

    5/28のリニア彗星(252P)

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      5/28の晩は、パンスターズ彗星(C/2014 S2)に続いてリニア彗星 (252P)を撮影しました。


      Comet-P/LINEAR (252P)


        2016/05/28 21:56  EF100mm F2.8 Macro F2.8 → 4.0  追尾撮影 300秒×5枚
        恒星基準でコンポジット
        EOS 60Da RAW、ISO1600  山梨県・みずがき山自然公園にて





      前回から2週間ほど経ちましたが、すっかり暗くなってしまいましたね。
      試写画像をモニターで見ても、その存在が分かりませんでした。
      場所を確認して何度も見ているうちに、やっとシミのような姿を見つけました。
      もともとアウトバースト?して急激に明るくなったので、本来の姿に戻りつつあるということでしょうか?

      これもパンスターズ彗星(C/2014 S2)と同様に撮り納めですね。




      05:29 | 彗星 | comments(2) | - | - | - |







      2016.05.29 Sunday

      5/28のパンスターズ彗星(C/2014 S2)

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        昨晩、パンスターズ彗星(C/2014 S2)の撮り納めをしてきました。


        Comet-PanSTARRS (C/2014 S2)


          2016/05/28 21:07  EF100mm F2.8 Macro F2.8 → 4.0  追尾撮影 300秒×6枚
          恒星基準でコンポジット
          EOS 60Da RAW、ISO1600  山梨県・みずがき山自然公園にて





        パンスターズ彗星はおおぐまの後ろ足のところにいます。
        北斗七星よりもしし座に近いですね。
        写真では右が北になります。

        撮り納めをしたいと思っていたのですが、なかなかチャンスが無くて、前回の撮影から45日も経ってしまいました。
        すっかり小さく暗くなってしまいましたね。
        試写画像をモニターで拡大表示させても、なかなか分かりませんでした。

        ピクセル50%で切り出した画像を下に示します。
        微かに尾が写っているような気がします。
        太陽からも地球からもすでに2.8AUほど離れてしまったのに、まだまだ元気なようです。






        10:13 | 彗星 | comments(2) | - | - | - |







        2016.05.29 Sunday

        高幡不動尊の山あじさい(続)

        0

          昨日の続きです。
          東京都日野市にある高幡不動尊の山あじさいです。










          散策路も整備されていて、山あじさいは200種類以上もあるそうです。





          新緑もきれいでした。
          ところどころに葉が赤い木が見られましたが、これは「春紅葉(はるもみじ)」です。
          新緑の時期にカエデ類などで短い期間だけ起きる現象だそうです。
          まだ葉緑素が十分でないので、もともとの色素(赤や黄)が見えてしまうのだそうです。











          2016.05.28 Saturday

          高幡不動尊の山あじさい

          0

            先日、東京都日野市にある高幡不動尊を散策してきました。

            ここはあじさいがとても見事で、普通のあじさいだけでなく、たくさんの山あじさいも楽しめます。
            来月には「あじさい祭り」も開催されます。
            いつもはその時期に行くのですが、山あじさいは咲くのが早いので行ってみたら、ちょうど見頃でした。
            今年は全体的に例年より1週間ほど早いそうです。
            ちなみに普通のあじさいはまだまだでしたが、咲き始めているのもありました。















            続きます。











            2016.05.27 Friday

            昇ってきたカシオペアからはくちょうまで

            0

              5/12の晩に山梨県のみずがき山自然公園で撮影した星空写真です。



              昇ってきたカシオペアからはくちょうまでの銀河(天の川)


                2016/05/13 01:31  EF24mm F1.4
                地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(120秒)
                星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
                地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
                EOS 6D RAW  山梨県・みずがき山自然公園にて

              ”カシオペア” が 昇ってきました。
              ”カシオペア” から ”はくちょうのデネブ” 付近まで斜めに銀河(天の川)が見えています。
              この場所はこの方向の星空が一番きれいなこともあって、この構図でいつも撮っています。

              カシオペアとはくちょうの間に ”ケフェウス” がいるのですが分かりますか?
              ギリシャ神話では古代エチオピアの王で、妃はカシオペアです。

              ”北極星” を入れようとするとこの構図になるのですが、もっと右に向けたほうが良いですかねえ?



              昇ってきたカシオペアからはくちょうまでの銀河(天の川)


                2016/05/13 03:03  EF24mm F1.4
                地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(180秒)
                星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
                地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
                EOS 6D RAW  山梨県・みずがき山自然公園にて

              ”カシオペア” がだいぶ昇ってきました。
              それと共に銀河(天の川)もだいぶ立ってきて、構図がとり易くなりました。

              カシオペア付近はまだ地平高度が低いので天の川がしっかり写りませんでしたが、ケフェウス付近はよく写っていますね。
              ペルセウス座の二重星団やアンドロメダ銀河も写っていて、ちょっと得をした気分になりました。

              そろそろ薄明が始まる頃ですが、もう秋の星座が続々と昇ってくるのですね。











              2016.05.26 Thursday

              星野写真(60Da、100mm) さそり座領域3

              0

                60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                この「さそり座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                  ・M6(NGC6405) : 散開星団
                  ・M7(NGC6475) : 散開星団
                  ・NGC6334 : 散光星雲(出目金星雲、猫の足星雲)
                  ・NGC6357 : 散光星雲(彼岸花星雲)







                  撮影日時 : 2016/05/13 01:13〜  120sec×45枚
                  撮影場所 : 山梨県・みずがき山自然公園にて  気温は約+4℃
                  カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                  フィルター : 無し
                  レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                  追尾 : EM11(ノータッチ)
                  処理
                    ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                    ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                    ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                    ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                  空の暗さ(E)、透明度(CD)、フォーカス(AB)  5段階評価



                StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



                ”さそり座” のしっぽのすぐ上の領域で、下端にしっぽの先端の星が写っています。

                この領域の目玉は2つの散光星雲で、それぞれにニックネームが付いています。
                背後に暗黒帯がなかったら、天の川の星々に埋もれてしまうところでしたね。
                そして大きくて明るい散開星団が2つあり、一方は明るい銀河の中にあり、もう一方は暗黒帯の中にあります。
                それ以上に、天の川の雲のような濃い部分と複雑に入り組んだ暗黒帯の様子がとても面白いです。


                地平高度が低いので空は明るくて透明度もよくありませんでした。
                2分の露光時間で、ヒストグラムのピークは左から1/3強のあたりに位置していました。
                せめて総露光時間を稼ぎたいと45枚撮影しました。

                空の透明度が悪いと、Rに比べてGやBのコントラストが低下してしまいます。
                そして、カブリによる偏りは明るさや色合いだけでなくてコントラストにも影響します。
                写真星図を参考にしながら、それらを補正したつもりですが、どこまで出来たかは怪しいですね。

                この領域は銀河(天の川)がとても濃くて、どういうふうに仕上げたら良いのかいつも悩みます。
                色合いも場所によってかなり微妙で、青や緑が強いところも見られます。
                でもこれは偏り補正によって作りこんでしまった可能性も否定できません。
                また暗黒帯があまり暗くなって潰れてしまわないように仕上げています。

                今回は天の川の濃い部分と暗黒帯とのコントラストを表現しようと仕上げました。
                でもその結果、散光星雲と散開星団(特にM7)のディテールが犠牲になってしまったようです。
                それらは前回の方が良いですね。  → 前回はこちら
                元画像が良くないのについつい無理をしてしまうのですよねえ。



                M6 (ピクセル33%表示で切り抜き)

                    ちょうど暗黒帯の中に位置しているので、写真でもよく目立ちます。
                    少し赤みのある星が1つありますが、これは星団に一員なのでしょうか?
                    周囲に散開星団がたくさんあるのが分かりますね。
                    またすぐ右側に淡いですが赤っぽい領域があります。




                M7 (ピクセル33%表示で切り抜き)

                    大きくて明るい散開星団ですが、銀河の濃い部分に位置しているので、
                    写真ではちょっと目立ちませんね。
                    あまりにも明るいので、切り出した画像は明るさを抑えました。
                    メシエ天体の中では最も南に位置するものだそうです。
                    こうして拡大表示すると、処理の粗(あら)が目だって恥ずかしいですねえ。




                NGC6334、NGC6357 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                    上がNGC6357(彼岸花星雲)です。
                    もっと淡い部分まで写ると、彼岸花の形に見えてくるのでしょうね。

                    下がNGC6334(出目金星雲、猫の足星雲)です。
                    猫の足とは肉球のことのようです。
                    明るい部分は比較的良く写るのですが、淡い部分の写りが悪いです。
                    空の透明度が足を引っ張っているのでしょうね。

                    この付近は背後に暗黒帯があるのですが、さらに濃い暗黒星雲が点々とあるようです。





                05:24 | 旧版 | comments(6) | - | - | - |







                2016.05.25 Wednesday

                大小の柄杓(ひしゃく)

                0

                  5/12の晩に山梨県のみずがき山自然公園で撮影した星空写真です。



                  大小の柄杓(ひしゃく)


                    2016/05/13 02:54  EF24mm F1.4
                    地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(180秒)
                    星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
                    地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
                    EOS 6D RAW  山梨県・みずがき山自然公園にて

                  ”北斗七星” が ”北極星” よりも低くなってきました。
                  地上風景をたっぷり入れた構図がとれます。
                  と言っても、こちら方向は小道具があまり無いのですよね。
                  唯一あるのは、この東屋でしょうか?

                  低空が僅かに赤っぽいのは川上村の街明りでしょうかね?











                  2016.05.24 Tuesday

                  庭の草花とカマキリ

                  0

                    満月期は良い天気が続きますね(苦笑)。
                    それにしても暑いです。

                    最近撮った草花の写真をご紹介します。
                    最後に「カマキリのこども」の写真が出てきますので、苦手な方はご注意を!


                    ヤマブキショウマ


                    今年は一枝しか咲きませんでした。
                    花の時期としては終盤ですが、試験管洗いみたいですね。


                    ベルフラワー


                    八王子の冬を寒さに耐えて、今年も花を咲かせてくれました。


                    ガザニア


                    3月に植えつけたのですが、今年は花がとてもたくさん咲きます。


                    ブルーベリー


                    実が大きくなってきました。
                    実が付いていないものは、ヒヨドリに花を食べられてしまったものだと思います。


                    アジサイ


                    つぼみがだいぶ大きくなってきました。
                    でもこの日差しはちょっと辛そうです。








                    カマキリのこどもです。
                    大きさは1cm程度でしょうか?
                    近くに数匹見かけました。
                    孵化してワラワラと出てくるところを見てみたいですねえ。




                    04:42 | 庭の風景 | comments(4) | - | - | - |







                    2016.05.23 Monday

                    夏の銀河(天の川) 縦構図と横構図

                    0

                      5/12の晩に山梨県のみずがき山自然公園で撮影した星空写真です。



                      夏の銀河(天の川)


                        2016/05/13 01:20  EF24mm F1.4
                        地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(120秒)
                        星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
                        地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
                        EOS 6D RAW  山梨県・みずがき山自然公園にて

                      ”さそり” が南中を少し過ぎた頃です。
                      稜線が少し低くなっているあたりが真南のようです。

                      夏の銀河(天の川)がだいぶ立ってきて、かなり見やすくなってきました
                      さそり座,いて座,たて座あたりの銀河は雲のようにもくもくしていますね。
                      バンビも何とか分かります。
                      この色合いのまま、赤い星雲が少し赤っぽく写ってくれると嬉しいのですが、、、。

                      構図はもう少し左に向けたほうが良かったですね。
                      火星の存在感が強すぎて、あまり端に配置できないのですよ。
                      この日の駐車場はこのようにガラガラでした。



                      夏の銀河(天の川)


                        2016/05/13 01:38  EF24mm F1.4
                        地上風景部分 : ISO800、F2.8、固定撮影(120秒)
                        星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
                        地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
                        EOS 6D RAW  山梨県・みずがき山自然公園にて

                      さそりのしっぽがほぼ南中した頃です。
                      ”火星” が-1.8等と凄く明るくて、圧倒的な存在感で輝いています。
                      ”土星” も0.0等と明るいので、”アンタレス” が霞んでしまっていますね。

                      南側は直接の灯りが無いので、地上風景はほとんどシルエットになってしまいます。
                      天体写真を撮るには良いのですが、星景写真の場合はちょっと寂しいですね。
                      低空は少しもやっていますが、これを避けるにはもっともっと標高を稼がなければ駄目でしょう。

                      ここ数年は、星景写真は縦構図が殆どです。
                      久し振りに横構図で撮ってみましたが、このシチュエーションではやはり縦構図のほうが良いですね。
                      地上風景がシルエットにならずに、絵作りのために小道具でもあれば良かったのでしょうが、、、。

                      いつも思うのですが、この星空が20秒の固定撮影で撮れてしまうのですから、楽しい時代になったものです。
                      もっといろんな場所で撮影したいですね。











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