星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2016.09.30 Friday

女神像と秋の銀河(天の川)

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    9/9の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真です。


    女神像とカシオペアからはくちょう付近の銀河(天の川)


      2016/09/10 02:35  EF24mm F1.4
      地上風景部分 : ISO1600、F2.8、固定撮影(120秒)
      星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
      地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
      EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて

    ”はくちょう” から ”カシオペア” あたりの銀河(天の川)がきれいに見えたので、「女神像」と一緒に撮りました。
    天の川が女神像にかからないようにするのは無理なので、思い切って重なるように構図をとっています。
    こうして割り切ると、構図決めの自由度が広がりますね。
    でもこういう場合、意外とデネブが隠れてしまったりするので、要注意です。

    こちら側は雲が無いと思ったのですが、撮影して気が付きましたがそうでもなかったです。











    2016.09.29 Thursday

    鹿鳴峡大橋と星々

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      9/9の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真です。


      鹿鳴峡大橋と星々


        2016/09/10 01:07  EF24mm F1.4
        地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(120秒)
        星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
        地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
        EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて

      久し振りに鹿鳴峡大橋を入れて星景写真を撮ってみました。
      あれ?橋の照明が1つ消えていますね。
      そして一時は水位がだいぶ下がっていましたが、8月後半以降の雨で回復したようです。

      ”夏の大三角” を入れたかったのですが、方向的に無理なのですよねえ。
      それがとっても残念です。
      構図的にうまく収まるのは、カシオペアと北斗七星ぐらいでしょうか?



      新月期になったというのに、全く晴れませんねえ。
      今年の秋雨前線は例年になく手強いです。











      2016.09.27 Tuesday

      昇ってきたおうしとぎょしゃ

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        9/9の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真です。



        牡鹿像と昇ってきたおうしとぎょしゃ


          2016/09/10 00:06  EF24mm F1.4
          地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(120秒)
          星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
          地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
          EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて

        冬の星座の先陣を切って ”おうし” と ”ぎょしゃ” が昇ってきました。
        おうし座は ”プレアデス星団(すばる)” と ”ヒアデス星団” という2つの大きな散開星団が主役です。
        ぎょしゃ座は明るい ”カペラ” がとても目立ち、五角形の星の並びが特徴です。

        前景には「牡鹿像」に入ってもらいました。
        いつ見ても立派な角ですね。

        山の向こうの低空に黒い雲が見えています。
        やってこなければ良いなあと思っていたのですが、しばらくするとやってきてしまいました。



        女神像と昇ってきたおうしとぎょしゃ


          2016/09/10 01:02  EF24mm F1.4
          地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(120秒)
          星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
          地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
          EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて

        東側からやってきた雲は思ったよりも曲者でした。
        雲間が広がるようで広がらないので、駐車場に一旦戻りました。
        星がだいぶ見えてきたので撮影しに行った時には、先ほどからもう1時間ほど経っていました。

        先ほどは前景に「牡鹿像」に入ってもらったので、今度は「女神像」です。
        と思ったら、ちょうど牡鹿像も入りました。
        いつも思うのですが、この方向からだと女神が前の方に傾いて見えるのですよね。
        今度明るいうちにしっかり見てみましょう。











        2016.09.25 Sunday

        猫とカマキリ

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          今日はとても久し振りに少しだけ晴れ間がのぞきました。
          そこで風が通るように窓を開けておいたら、珍客がやってきました。



          網戸の向こう側にカマキリがいるのを空(くう)が見つけました。
          「何だこいつ?」
          今までに何度か見たことがあるのですが、覚えていますかねえ。



          いきなり匂いを嗅いでいます。
          こういう猫の習性には、ときどきびっくりしますね。
          逆襲されるなんて考えないのでしょうか?



          おそるおそる手を出そうとしています。
          でもなかなか手が伸びていきません。



          伸ばし始めた手を引っ込めてしまいました。
          どうしようか考えているのでしょうか?(笑)



          しばらく悩んだ末に、また手を伸ばしはじめました。



          「えいっ!」
          でもカマキリは網戸の向こう側なので、捕まえることはできません。



          カマキリが逃げ出したので追いかけます。
          何度か手を伸ばしたのですが、カマキリは突然に飛んでいってしまいました。


          いつの間にか、お腹が大きいカマキリを見かける季節になったのですね。











          2016.09.24 Saturday

          女神像と夏の大三角

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            9/9の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真です。

            GPVの予報は真っ黒ではなく濃いめの灰色だったのですが、新月期のラストチャンスだったので思い切って出かけました。
            でもやはり落ち着かない天気で、安定した晴れ間は1時半から2時半までの1時間ほどでした。



            女神像と夏の大三角


              2016/09/10 00:00  EF24mm F1.4
              地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(120秒)
              星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
              地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
              EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて

            0時頃になって晴れ間がだいぶ広がってきたので、星景写真を撮り始めました。
            まずは ”夏の大三角” です。
            でも写真を撮ってみると、まだ雲がだいぶありますね。
            低い雲のようで、街明りに照らされていなくて目ではよく見えないのです。
            雲間の星空は結構きれいに写っているので、空の透明度はまあまあのようです。
            すっきり晴れ渡って欲しいなあ。



            女神像と牡鹿像と夏の大三角


              2016/09/10 00:18  EF24mm F1.4
              地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(120秒)
              星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
              地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
              EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて

            雲が無くなると ”夏の大三角” がきれいに見えてきました。
            でも気が付かなかっただけで、ちぎれ雲があったのですね。

            女神像から少し離れて牡鹿像も入れてみました。
            左下には女鹿像も写っていますね。
            近くには小鹿像もあるのです。

            今夜はときどき物音がしてちょっと落ち着きません。
            ときどき鳴き声が聞こえるので、鹿が近くにいるのでしょうか?











            2016.09.22 Thursday

            星野写真(60Da、100mm) カシオペア座領域2

            0

              60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
              メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


              この「カシオペア座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                ・M52(NGC7654) : 散開星団
                ・NGC7635 : 散光星雲 (バブル星雲、Caldwell Object C9)
                ・Sh2-155 : 散光星雲 (洞窟星雲(Cave Nebula)、Caldwell Object C11) ※ ケフェウス座
                ・Sh2-157 : 散光星雲 (クワガタ星雲)

                ・NGC7380 : 散光星雲 ※ ケフェウス座
                ・NGC7538 : 散光星雲
                ・NGC7789 : 散開星団







                撮影日時 : 2016/09/09 23:53〜  360sec×17枚
                撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約+16℃
                カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                フィルター : 無し
                レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                追尾 : EM11(ノータッチ)
                処理
                  ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                  ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                  ・StellaImage6.5 : デジタル現像
                  ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                空の暗さ(BC)、透明度(B)、フォーカス(AB)  5段階評価


              StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



              この領域は ”カシオペア” と ”ケフェウス” の境界付近で、秋の銀河(天の川)に沿って切り出した構図になります。
              星がびっしりとちりばめられていて、その中に暗黒帯と赤い散光星雲が散在する様子はとてもカラフルです。
              メシエ天体として散開星団があり、カルドウェル天体として散光星雲が2つもあります。

              この領域の散光星雲は意外と淡いです。
              バブル星雲のバブルのすぐ近くの部分は比較的明るいのですが、
              それ以外は洞窟星雲もクワガタ星雲もそれほど明るくはありません。
              だから透明度の良い空でたっぷり露光してやりたいです。

              でも、この日は天気が安定しなくて、安定した晴れ間は1時間ほどしかありませんでした。
              その前後も含めて3時間ほど撮影して、雲の影響が少ない6枚も含めて17枚を使っています。
              地平高度がかなり高いこともあって、空の透明度は比較的良好でした。
              1枚当たりの露光時間は天気の状態を考えて短めにしたのですが、正解だったと思います。

              処理は非常に難航して何度もやり直しました。
              無数の星と淡い星雲の雲合わせですからねえ。
              そして全体の印象でうまくいったかなと思っても、星雲を切り出す段階で「こりゃ駄目だ!」となってしまうのです。
              結局、全体の印象を大事にして、星雲のあぶり出しはほどほどにして、星の仕上がりも大切にしました。
              不満な部分はたくさんありますが、今はこのあたりが精一杯です。

              銀河(天の川)の中と言っても、左下側と右上側とでは色合いがかなり違いますね。
              参考にできるような画像が見つからなかったので、この色合いは自信がありません。
              この領域の撮影は3度目なのですが、難易度は非常に高いと痛感しました。
                → 前回はこちら



              M52、NGC7635、NGC7538、Sh2-157 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                  カシオペア座には散開星団が40以上もあるそうで、その中で最大級のものがこのM52です。
                  その右下にある明るい星雲が「NGC7635(バブル星雲)」です。
                  でも私の写真では、名前の由来は良く分かりませんね。
                  もっと拡大撮影すると、綺麗なシャボン玉が浮かび上がってくるそうです。

                  「Sh2-157」はクワガタ星雲と呼ばれています。
                  淡い星雲ですが、何とかクワガタの頭と角が分かりますね。
                  「NGC7538」は小さいですが比較的明るいです。
                  そしてその上に淡くて大きな星雲が広がっていますね。




              Sh2-155(洞窟星雲) (ピクセル50%表示で切り抜き)

                  左上の星雲が洞窟星雲と呼ばれている「Sh2-155」です。
                  色合いがとてもきれいですが、思っていた以上に淡いです。
                  輝線星雲の最も明るいカーブに隣接している東側の暗いラインが深い洞窟に見えるようです。

                  右下の星雲は「Sh2-154」のようです。




              NGC7380 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                  散開星団と散光星雲が重なり合っていて、鳳凰星雲という名前があるようです。
                  ハーシェルが見つけた時は、散開星団として記録されていたようです。 
                  画像全体の印象で仕上げているので、明るくなってしまっています。




              NGC7789 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                  散開星団としては、写真ではM52より立派に見えますね。
                  彗星捜索などで有名な天文家であるレビーが大好きな10天体に選んだほどの
                  散開星団だそうです。
                  メシエ番号が付いていないのが不思議なくらいです。
                  これも画像全体の印象で仕上げているので、明るくなってしまっています。





              17:12 | 旧版 | comments(6) | - | - | - |







              2016.09.20 Tuesday

              夏の大三角、ついつい撮ってしまいます

              0

                8/31の晩に山梨県のみずがき山自然公園で撮影した星空写真です。

                この日のラストショットは「夏の大三角」を入れた星景写真でした。
                これは(私の)定番の星景写真のひとつで、気が付けばこの日もたくさん撮っていました。



                夏の大三角と管理棟


                  2016/09/01 01:41  EF24mm F1.4
                  地上風景部分 : ISO1250、F2.8、固定撮影(120秒)
                  星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
                  地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
                  EOS 6D RAW  山梨県・みずがき山自然公園にて

                駐車場から一段下りて、管理棟を前景に撮ってみました。
                内部にほんのりとした明りのある建物を前景にした星景写真はとても好きです。
                でも道路に沿って柵があるので、なかなか適当な構図が見つかりませんでした。
                電気柵は通電しているかは不明ですが(念のため)触れないように注意しました。

                右側に見える白い柱には何か文字が書かれているようです。
                今度明るいうちに行ったときに見てみましょう。



                夏の大三角とスクランブル発進した星屋さんたち


                  2016/09/01 02:14  EF24mm F1.4
                  地上風景部分 : ISO1600、F2.8、固定撮影(120秒)
                  星空部分 : ISO6400、F2.8、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filterをレンズの前に配置
                  地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
                  EOS 6D RAW  山梨県・みずがき山自然公園にて

                一段高い場所から駐車場を前景に入れてみました。
                この日は平日にもかかわらず6人ほどが撮影に来られました。
                初めてお会いした人ばかりでしたが、撮影の合間にいろいろお話をさせて頂き、とても楽しかったです。











                2016.09.19 Monday

                カシオペアとケフェウス付近の銀河(天の川)

                0

                  8/31の晩に山梨県のみずがき山自然公園で撮影した星空写真です。

                  秋の銀河(天の川)をしっかり写したかったので、ポタ赤で追尾撮影しています。
                  そして地上風景が真っ黒に潰れてしまったので、別処理してマスクを使って合成しています。


                  カシオペアとケフェウス付近の銀河(天の川)


                    2016/08/31 22:32  EF24mm F1.4→4.0  Lee Soft-1 Filterをレンズの後ろに配置
                    ISO3200、追尾撮影(120秒)、2枚をコンポジット  地上風景部分は1枚を別処理してマスクを使って合成
                    EOS 6D RAW  山梨県・みずがき山自然公園にて

                  ”カシオペア” の高度がだいぶ高くなって、”ペルセウス” も半分ほど見えてきました。
                  この付近の秋の銀河(天の川)はなかなか見応えがあります。
                  さそり座やいて座付近の天の川は黄色味が強いですが、このあたりは青白くてとてもきれいです。

                  ギリシャ神話では、”ケフェウス” が古代エチオピアの王で、”カシオペア” が妃です。
                  ケフェウスは星座としても存在感はちょっと薄いですが、撮影したい対象がたくさんあってとても楽しい領域です。
                  ”アンドロメダ銀河” は肉眼でも存在がわかり、広角レンズでもこれだけ写ります。











                  2016.09.18 Sunday

                  星空写真の勉強会を行いました

                  0

                    昨日、北杜市みずがき天文愛好会で星空写真の勉強会を行いました。

                    みんなでワイワイと楽しい時間を過ごすことができ、参加して下さった皆さん、お疲れ様でした。





                    勉強の合間に、お茶をしたり、こんなデザートを頂いたり、、、。
                     

                    これは、こうちゃんさんオリジナルの「宇宙アイス(仮称)」で、中には「ダークマター」や「バラ星雲」が埋め込まれています。
                    とても美味しかったです。

                    晩ごはんを食べた時は、思わず学生時代の合宿を思い出してしまいました(笑)。



                    なお、勉強会で使った資料のPDF版をアップしておきました。
                      ・星野写真 → こちら
                      ・星景写真 → こちら



                    今年の秋の歩みはゆっくりしているような気もしますが、みずがき湖では一部の木々では紅葉が始まっていました。
                    夏の天気がちょっと不順だったので、今年の紅葉はどうなるのでしょうね?



                    これはカエデでしょうか?
                    色付き始めた枝がありました。




                    ドウダンツツジはかなり紅葉が進んできました。

                    「どうだん」と入力して変換すると「満天星」になります。
                    おお〜!
                    実は、こうちゃんさんに昨日教わったのです。
                    みずがき天文愛好会のシンボルフラワーにでもしましょうか?











                    2016.09.16 Friday

                    星野写真(60Da、100mm) みずがめ座領域3

                    0

                      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                      この「みずがめ座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                        ・NGC7293 : 惑星状星雲(らせん状星雲、Caldwell Object C63)







                        撮影日時 : 2016/08/31 22:50〜  240秒×25枚
                        撮影場所 : 山梨県・みずがき山自然公園にて  気温は約9℃
                        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                        フィルター : 無し
                        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                        追尾 : EM11(ノータッチ)
                        処理
                          ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                          ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                          ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                          ・FlatAide : フラット補正
                          ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                        空の暗さ(C)、透明度(C)、フォーカス(AB)  5段階評価


                      StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




                      この辺りの星座はほとんど馴染みが無いので、フォーマルハウトから辿っていきました。

                      この領域の主役は、大きな惑星状星雲である「らせん状星雲」です。
                      惑星状星雲としては異例の大きさですね。 
                      試写画像を裏面モニターで見たところ、淡いですが存在はすぐに分かりました。 

                      南側で地平高度がそれほど高くないこともあって、空はやや明るくて透明度もイマイチでした。
                      そのためもあって、撮影枚数は多めにしています。
                      前回はフォーカス調整に失敗してしまいましたが、今回はうまくいきました。
                        → 前回はこちら
                      コントラスト強調は控え目にして、星と惑星状星雲の色合いを大事に仕上げたつもりです。



                      NGC7293 (ピクセル100%表示で切り抜き)

                          惑星状星雲としては大きいとはいえ、やはり小さいので
                          無理を承知で100%表示で切り抜いてみました。

                          太陽系に最も近い惑星状星雲の1つなので、かなり大きく見えます。
                          だいたい満月の半分くらいだそうです。
                          色合いがとても綺麗で、中心部は神秘的なブルーで、その周りを淡い赤色の星雲が取り巻いて
                          います。
                          左上側にもとても淡い星雲が広がっているように見えるような気が、、、。





                      07:05 | 旧版 | comments(6) | - | - | - |







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