星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ
ときどき猫ブログや宇宙物理学のブログになります
星空や猫だけでなく、風景や草花などの写真を撮るのも好きです

<< January 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2019.01.14 Monday

女神像と冬の大三角

0

    年末の12/29の晩に山梨県・みずがき湖で撮影した星空写真です。



    女神像と冬の大三角


     2018/12/29 EF16-35 f2.8 (23mm)
     地上風景部分 : 21:25 ISO1000、F3.2、固定撮影(240秒)、2枚
     星空部分 : 21:34 ISO6400、F3.5、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filter をレンズの前に配置
     地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
     EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて


    ”シリウス” と ”プロキオン” がだいぶ昇ってきたので、女神像の後ろ姿を前景として ”昇ってきた冬の大三角” を撮りました。

    この日は駐車場には誰もいなくて、車中泊?の車も1台だけでした。
    でも女神像のあたりまで行ってみると、写真を撮られている方がおられました。


    星空部分をポタ赤でちょっとだけ追尾撮影したものも撮ったのですが、女神像のところがうまく合成できませんでした(涙)。
    まあ。これは想定内です。
    でも本音は40秒なら何とかなるかなと思っていたのですが、そんなに甘くはなかったです。



    女神像と冬の大三角


     2018/12/29 EF16-35 f2.8 (20mm)
     地上風景部分 : 22:43 ISO1000、F3.2、固定撮影(240秒)、2枚
     星空部分 : 22:42 ISO6400、F3.2、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filter をレンズの前に配置
     地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
     EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて


    ”冬の大三角” はこのぐらいの星の配置のときが好きです。
    ”オリオン” の高度が一番高くて、他を先導するような感じのときです。


    地上風景の撮影の8分間は、待っていると結構長く感じます。
    じっとしていると寒いので、次の撮影の構図などを考えながら歩き回っていたりします。


     








    2019.01.11 Friday

    星景写真の撮影方法を見直しています(改)

    0

          1/2に同じような記事を書きましたが、以下の点を見直して撮影し直しました。 → 1/2の記事
            ・フォーカスが少し甘かったので調整し直しました。
            ・星空部分はISO感度を落として、露光を控え目にしてみました。


      星景写真の撮影方法と仕上げ方に関しては、まだまだこれだというものが見つけられずにいます。

      数年前にたどり着いたひとつの方法は、以下のようなものです。
        ・地上風景部分と星空部分をそれぞれに適した条件で撮影する。
           ・地上風景部分は、ISO感度を低めにして数分間露光し、数枚をコンポジット(加算平均)する。
           ・星空部分は固定撮影で、ISO感度を高くして露光時間は20秒程度とする。
           ・星空部分の撮影では、ディフュージョンフィルターを使用する。
        ・それぞれを仕上げて、マスクを使って合成する。


      勿論この方法は万能ではありません。
      地上風景の様子によっては、全く太刀打ちできない場合もあります。

      また、いろいろな面で満足できるレベルのものでもありません。
      それでも自分では及第点には達しているかなと思ってはいますが、、、。


      星空部分を固定撮影しているのは、追尾撮影したときにマスクを使っての合成がうまくできないからです。
      一方で、固定撮影では星の流れが目立たないように露光時間を短く(20秒程度)しなければなりません。
      そうするとISO感度をかなり高くしなければならず、画質の低下が気になります。
      特に星の色合いが乏しくなっているのが不満でした。


      そこで、星空部分を固定撮影したものと、ポタ赤でちょっと追尾撮影したものを比べてみました。


      星空部分を固定撮影したもの
      E20190103_7515-7517.jpg

       2019/01/03 EF16-35 f2.8 (25mm)
       地上風景部分 : 20:21、ISO1000、F4.0、固定撮影(240秒)、2枚
       星空部分 : 20:19、ISO4000、F4.0、固定撮影(20秒)、Lee Soft-1 Filter をレンズの前に配置
       地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
       EOS 6D RAW  山梨県・みずがき湖にて



      星空部分をポタ赤でちょっと追尾撮影したもの
      E20190103_7516-7520.jpg

       星空部分 :20:31、 ISO2000、F4.0、追尾撮影(40秒)、Lee Soft-1 Filter をレンズの前に配置



      星空部分の画像のRaw現像

      撮影画像はAdobeのCameraRawでRaw現像しています。
      固定撮影の場合の主な現像条件を下に示します。
       
      FIG01.jpg


      星空部分の画像のレタッチ

      周辺減光はRaw現像時に補正していますが、さらにグラデーションマスクを使って整えています。
      また街明りなどで空の明るさや色合いに偏りが生じているので、同様に整えています。
      処理はPhotoshopで行っていますが、処理のレイヤーの例を示します。
       
      FIG02.jpg


      合成

      合成用のマスクは、地上風景用の画像から作っています。
      そのマスクを星空用の画像に適用して、地上風景用の画像に重ねます。
      その際に、地上風景と星空との境界付近の不自然さができるだけ小さくなるように、マスクを少しぼかしています。
       
      FIG03.jpg



      星空部分の比較

      星空を固定撮影したものと追尾撮影したものを比較してみます。
      元画像を50%にリサイズして切り出しています。
      画像は「Dfine2」でノイズ低減処理をする前のものです。

      FIG07.jpg

      FIG08.jpg

      20秒の固定撮影でも星の流れはあまり目立ちませんが、追尾撮影したほうがやはり綺麗ですね。

      追尾撮影したものは、ISO感度を4000から2000に下げているので、背景が少し綺麗になっています。
      でも星の色合いが乏しいのはあまり変わりませんでした。

      前回は星空に対してかなり露光オーバーになっているのかも、という懸念がありました。
      そこで今回はISO感度を落として露光を控え目にしてみました。
      でも結果はあまり変わらなかったので、これが要因ではなかったようです。

      このレンズは周辺部の星像や色合いなどはとても気に入っているのですが、周辺減光がかなり大きいのが不満です。
      でもいわゆる「出目金レンズ」でないので、フィルターをレンズ前面に着けることができます。
      私はこんな方法で「Leeのポリエステルフィルター」を装着しています。 → 記事はこちら

      ディフュージョンフィルターをレンズの前に装着すると、周辺部の明るい星はラグビーボールのように歪んでしまいます。
      今回の例題でもそれが少し見えていますが、レンズの焦点距離が短いほどより顕著になるようです。
      ディフュージョンフィルターをレンズの後ろに装着するとこの問題は回避できるのですが、夜の野外でレンズを外して付けたり外したりする勇気が私にはまだありません。



      地上風景と星空との境界付近の不自然さへの対処

      星空を本格的に追尾撮影した場合には、マスクを使った合成が私にはうまくできません。
      そこで40秒程度の追尾撮影ならどうなのかを見てしました。
      元画像を50%にリサイズして切り出しています。
      なお、マスクを使った合成では地上風景と星空との境界付近が不自然になりがちなので、マスクを少しぼかしています。

        A:地上風景用の画像
        B:それから作ったマスク
        C:固定撮影した星空部分と合成したもの(マスクはぼかしていない)
        D:マスクを少しぼかしたもの
        E:追尾撮影した星空部分と合成したもの(マスクは少しぼかしている)

      FIG06.jpg

      左側は、冬になって木々の葉が落ちて枝の隙間から向こうが見えるようになった部分です。
      合成時に最も悩まされる部分の一つですが、星空をちょっと追尾撮影したものでも、同程度に仕上げることができました。
      でも右側に示した部分は、追尾撮影してぶれた地上風景部分が隠しきれずに顔を出してしまっています。
      このあたりが、私がまだ悩んでいるところです。



      その他

      固定撮影では三脚にカメラを載せているだけなので、構図の微調整はそれほど億劫ではありません。
      でもポタ赤で追尾撮影する場合には、構図調整に制約が生じたり、億劫になることがあります。
      暗くて寒い野外では、気合いだけではなかなか克服できません。



      このような比較結果は、特に地上風景の様子によって違ってくると思います。
      今年もまだまだ試行錯誤が続きそうです。


       








      2019.01.08 Tuesday

      星野写真(60Da、100mm) いっかくじゅう座領域2

      0

        60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
        メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


        この「いっかくじゅう座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
          ・NGC2170 :  散光星雲
          ・NGC2182 :  散光星雲
          ・vdB68 : 散光星雲
          ・vdB69 : 散光星雲
          ・vdB70 : 散光星雲






          撮影日時 : 2016/11/26 01:05〜 360sec×25枚
          撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-3℃

          撮影日時 : 2018/12/29 21:54〜 300sec×21枚
          撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-8℃

          カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
          フィルター : 無し
          レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
          追尾 : EM11(ノータッチ)
          処理
            ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
            ・CameraRaw10.3 : Raw現像
            ・DSS : コンポジット
            ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩強調
            ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
            ・Nik Collection (Dfine 2)

          空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(B) 5段階評価  2016/11/26
          空の暗さ(BC)、透明度(B)、フォーカス(B) 5段階評価  2018/12/29



        StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




        この領域は ”いっかくじゅう座” と ”オリオン座” の境界付近です。
        散光星雲 NGC2170 付近が主役なのですが、オリオンのハイライト領域も入れてみました。

        主役のNGC2170付近には散光星雲が点在していますが、どれも小さくてかなり淡いです。
        番号が付いているものはどれも青い星雲のようですが、近くには紫色やオレンジ色の星雲もあるようです。
        でも私の写真では、それらはほとんど分かりませんね。


        今回は撮影時期が少し遅くなってしまったので、夜半前の撮影になりました。
        空の透明度はまあまあでしたが、夜半前だったこともあって夜空が少し明るかったかもしれません。

        2016年に撮影した画像も使って処理しました。
          → 2016年の撮影はこちら
        それぞれをコンポジットしてグラデーションマスクを使ったかぶり補正を施してから、明るさを合わせてコンポジットしています。
        それからは通常の処理で仕上げています。
        それぞれの構図がずれていたので、長辺方向が約97%、短辺方向が約93%のトリミングになっています。

        2016年に撮影した時はかなり派手目に仕上げたので、今回は少しだけ控えたつもりです。
        でも見比べてみると、あまり変わりませんね。
        このようにカラフルな領域は、控え目に仕上げることは無理な話だと思います。

        2回分の撮影の画像を使っても、仕上がりはあまり変わりませんでした。
        私の処理の限界というところでしょうか?
        ただし総露光時間が長くなっているので、ざらつきは少し改善しているようです。



        NGC2170 (ピクセル50%表示で切り抜き)

            ちょっと自信が無いですが、この付近の星雲の番号を下の画像に記入してみました。
            番号が付いているものは青い星雲のようですが、近くの青っぽい星の色とは微妙に違いますね。
            紫色やオレンジ色の星雲もあるようですが、とても淡くて歯が立ちません。
            それぞれは小さくても集まっている様子はとてもカラフルできれいです。
            「山椒は小粒でも」と言ったところでしょうか。

            なお、ここは典型的な星生成領域だそうですね。
         





        オリオン座のハイライト領域 (ピクセル33%表示で切り抜き)

            オリオン座のハイライト領域を切り出してみました。
            淡い分子雲を主体に仕上げているので、明るい星雲は白飛び状態です(苦笑)。
            両立できればもっときれいな画像になるのでしょうね。
            分子雲や暗黒星雲と明るく輝いている星雲とは一体になっているように見えますね。
            近くに明るく輝いている星があると、散光星雲や反射星雲として見えているのだと思います。
         


         








        2019.01.06 Sunday

        部分日食は何とか見られました

        0

          早朝は晴れていたのですが、8時頃から雲が広がってしまいました。
          でも一応撮影の準備だけはやって、9時半頃から待っていました。


          部分日食 9:53


           2019/01/06 09:53  EF200mm F2.8→8.0 追尾撮影(1/5000秒) フィルター無し
           EOS 5DMark2 JPEG、ISO200  トリミング : 50%×50%  八王子の自宅にて


          これは駄目だなあと思っていたのですが、雲が少し薄くなったところがやってきて、、、。
          すでにだいぶ欠けている太陽が肉眼でも見えました。
          急いで撮影しましたが、露光条件はもう適当です。
          しかも後で気づいたのですが、JPEGの設定で撮影してしまいました(涙)。

          ポタ赤の極軸を適当に設定してカメラを載せておきました。
          追尾撮影と記していますが、写野から太陽が逃げて行かないようにしているだけです。


          部分日食 10:00


           2019/01/06 10:00  EF200mm F2.8→8.0 追尾撮影(1/13秒) DHG ND-100000
           EOS 5DMark2 JPEG、ISO200  トリミング : 50%×50%  八王子の自宅にて


          薄雲はありますが、太陽のところに雲間がやってきました。
          太陽がかなり眩しくなったので、日食用のNDフィルターを付けました。


          部分日食 10:05


           2019/01/06 10:05  EF200mm F2.8→8.0 追尾撮影(1/13秒) DHG ND-100000 4枚
           EOS 5DMark2 JPEG、ISO200  トリミング : 50%×50%  八王子の自宅にて


          日食の極大時刻に合わせるかのように雲が少なくなりました。
          でもこの状態はあまり長くは続かずに、厚い雲に覆われてしまいました。

          これは2012年6月の「金星の太陽面通過」のときとそっくりですねえ。  → 記事はこちら
          HIGORO-NO-OKONAIの影響はどっちに転んだのでしょう?


           








          2019.01.05 Saturday

          海ノ口の夜遊びは、、、

          0

            1/3は、今年最初の夜遊びに出かけました。
            向かった先は、年末(12/29)に目的地の手前で雪に降られて断念したところです。

            今回も中央道から見た八ヶ岳は少し雲がかかっていましたが、前回よりはずっと少なかったです。
            近づくにつれて、少しずつですが雲は少なくなっていきました。
            17時頃に着くと、八ヶ岳にはまだ雲がかかっているものの、ほぼ快晴でした。
            やった!

            それにしても冷え込みが厳しいです。
            途中の国道での温度表示は-8℃でした。


            17:21


            防寒具を着こんで、さっそく夕方の風景を撮り始めました。
            池は凍っていて、ときどき氷がきしんで音をたてています。


            17:33


            日没から45分ほど経った頃です。
            ”夏の大三角” が見えてきました。
            八ヶ岳の上には ”わし座のアルタイル” が、右端には ”こと座のベガ” が写っています。


            17:37


            でもそれからわずか数分の間に、全天が雲に覆われてしまいました。
            30分ほど待ってみましたが状況は変わりません。

            どうしようか悩みましたが、ここで待つのは寒さが辛いので、諦めてみずがき湖へ移動しました。
            みずがき湖は雲ひとつない快晴でしたよ。


            これで海ノ口は2連敗です。
            この新月期は寒気が強くて駄目かなあ?

            なお、道には雪は少ないものの、とことどころ凍結しています。
            慎重に走ったつもりですが、タイヤがずるっと滑ったことがありました。


             








            ▲top