星空が好き、猫も好き

しばらく「宇宙物理学」のブログになります。
星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2017.02.15 Wednesday

星野写真(60Da、100mm) やまねこ座領域1

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「やまねこ座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・Jones-Emberson 1 (PK164+31.1) : 惑星状星雲





     
      撮影日時 : 2017/02/03 23:31〜 360sec×17枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖 気温は約−7℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw9.8 : Raw現像
        ・DeepSkyStacker 3.3.2 : コンポジット
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・FlatAidePro
        ・Nik Collection (Silver Efex Pro 2、Dfine 2)

      空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(BC)  5段階評価


    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    「やまねこ座」というのはほとんど馴染のない星座で、今回初めて知りました。
    左上隅の明るい星は「おおぐま」の鼻先?に相当する星(ο星,ムシダ)で、そこから辿っていきました。

    この領域の主役は惑星状星雲「Jones-Emberson 1 (PK164+31.1)」です。
    馴染みのないカタログ名ですね。
    「Jones」と「Emberson」はこの星雲を発見した人の名前です。
    PKカタログの数値は、銀経164度,銀緯+31度を表しているそうです。
    惑星状星雲としては比較的大きくて、亜鈴状星雲(M27)より少し小さい程度です。
    でもとても淡くて、その存在を何とか明らかにするのが精一杯でした。

    また写野の左上あたりにもやもやしたものが見られますが分子雲でしょうか。
    最近はあちこちに分子雲が存在するのが分かってきたので、あまり驚かなくなりましたね。


    試写画像では気が付かなかったのですが、赤いフリンジがかなり発生していました。
    フォーカス調整は慎重に行ったつもりなのですがねえ。
    それを補正しようとあれこれやったので、その副作用として、星や星雲の色合いが淡泊になってしまいました。

    淡い天体を浮かび上がらせようと処理を重ねていくと、星の色合い(特に赤っぽい星)がどぎつくなってしまいます。
    そこで途中でLab画像に変換してL成分だけに強調処理を行ったりしています。
    分子雲をもう少し浮かび上がらせたかったのですが、惑星状星雲が破綻しそうなので止めました。

    それにしても今回はどうしてこんなに構図が傾いてしまったのだろう?
    まあカメラのファインダーがとても見づらい位置にあったのは確かなのですが、、、。
    後日気付いたのですが、ちょっと考えれば当たり前のことでした。
    この時は、縦画像での右端で傾きを確認していました。
    右端に明るい星をもってきて、赤緯方向に動かしてその星の移動で傾きを確認していたのです。
    この辺りは赤緯が50〜60度もあるので、左端はかなり傾いてしまうのですね。



    PK164+31.1 (ピクセル100%で切り抜き)

        大きめとは言ってもやはり小さいので、ピクセル100%表示で切り出してみました。
        中心部はやや青みがかった色合いで、周りを赤い星雲が取り巻いています。
        雰囲気が「らせん状星雲」に似ていますね。

        やはり拡大して切り出すと、背景のもやもやが酷くて見るに堪えられませんね(涙)。
     



        参考までに処理前の元画像を示します。
        Raw現像で色合いだけを調整したものです。
        背景の明るさは256諧調の102程度です。
        場所が分かっていないと見つけられないほど淡いです。
     


     








    2017.02.11 Saturday

    星野写真(60Da、100mm) かに座領域2

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      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


      この「はくちょう座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
        ・Sh2-290 : 惑星状星雲

        ・M67 : 散開星団 → かに座領域(1)






        撮影日時 : 2017/02/02 00:31〜  360sec×18枚
        撮影場所 : 山梨県・みずがき湖 気温は約−5℃
        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
        フィルター : 無し
        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
        追尾 : EM11(ノータッチ)
        処理
          ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
          ・CameraRaw9.8 : Raw現像
          ・StellaImage6.5 : デジタル現像
          ・FlatAide : フラット補正
          ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

        空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(B)  5段階評価



      StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



      この領域はかに座とうみへび座の境界付近です。
      上のほうにある散開星団「M67」が目を引きますが、主役は惑星状星雲「Sh2-290」です。
      大きさはみずがめ座のらせん状星雲「NGC7293」に匹敵するそうです。

      その大きさに惹かれて撮影してみたのですが、淡くて淡くて全く歯が立ちませんでした(涙)。
      試写画像はもちろんのこと、ステライメージのデジタル現像で諧調を切り出しても全く見えません。
      それでも無理矢理炙り出そうとしたので、明るい星が凄いことになってしまいました。
      3等星がまるで1等星のように振舞っていますね(苦笑)。
      それでもまだ星雲が見えてきません。
      目を凝らして見ると色ノイズとも思える大きなかたまりに気が付きましたが、これでしょうか?
      ネットで公開されている画像と星の並びなどを比較してやっと確認ができました。

      空の状態はまあまあだと思ったのですが、目に見えないような薄雲の影響があったかもしれません。
      2時間近くの露光をしてもこれですから、これは私の手に負える対象ではないですね。
      再チャレンジはしないと思います。
      ボツにしようかとも思ったのですが、ファインディング・チャートに使ってもらえたら幸いです。



      Sh2-290 (ピクセル50%で切り抜き)

          中心部は青緑色で、その周囲にきわめて淡い赤い星雲が取り巻いているそうです。
          私の画像でも、青緑色の領域は何とか分かります。
          でもその周囲の赤い領域はかなり微妙ですね。
          色ノイズのようにも思えます。

          惑星状星雲としては知られている中ではかなり古くて、実サイズもかなり大きいそうです。
       


       








      2017.02.08 Wednesday

      星野写真(60Da、100mm) オリオン座領域4

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        60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
        メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


        この「オリオン座領域4」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
          ・Sh2-261 : 散光星雲
          ・Sh2-254 : 散光星雲
          ・Sh2-255 : 散光星雲
          ・Sh2-257 : 散光星雲

          ・M35 : 散開星団 ※ 星座としてはふたご座に位置します → ふたご座領域(1)
          ・IC443 : 散光星雲 (くらげ星雲) ※ 星座としてはふたご座に位置します → ふたご座領域(1)
          ・NGC2174 : 散光星雲 (モンキー星雲) → ふたご座領域(1)

          ・NGC2158 : 散開星団
          ・Cr89 : 散開星団






          撮影日時 : 2017/02/01 22:07〜  360sec×19枚
          撮影場所 : 山梨県・みずがき湖  気温は約−2℃
          カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
          フィルター : 無し
          レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
          追尾 : EM11(ノータッチ)
          処理
            ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
            ・CameraRaw9.8 : Raw現像
            ・StellaImage6.5 : デジタル現像
            ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

          空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(B)  5段階評価



        StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



        この領域はオリオンが右手で振り上げたこん棒の少し左上あたりで、オリオン座とふたご座の境界付近です。
        冬の銀河(天の川)の中に散光星雲が点在していて、かなりカラフルですね。
        主役は、散光星雲「Sh2-261」と、散光星雲の三兄弟「Sh2-254」,「Sh2-257」,「Sh2-255」です。
        でも、ふたご座の足元付近を一緒に写したので、そちらの星雲星団に主役を奪われてしまったようです。
        なお、ふたご座の足元付近は「ふたご座領域(1)」で紹介しています。

        時期的にはちょっと遅くて、夜半前の撮影になってしまいました。
        でも空の透明度は比較的良かったので、写りはまあまあだと思います。
        ただし、目には分からない程度の薄雲の影響はあったかもしれません。
        個々の星雲に対しては少し物足りない気もしますが、全体の雰囲気を重視して仕上げています。
        それにしてもいつものことですが、構図が傾いていて恥ずかしい次第です(涙)。



        Sh2-261、Sh2-254-257 (ピクセル50%で切り抜き)

            下側の散光星雲が「Sh2-261」です。
            比較的大きくて、視直径はほぼ満月と同じぐらいだそうです。
            南北方向につぶれた「ばら星雲」のような感じですね。

            上側に散光星雲が3つ並んでいて、団子三兄弟といったところでしょうか。
            右側から「Sh2-254」,「Sh2-257」,「Sh2-255」です。
         



        M35 (ピクセル50%表示で切り抜き)

            ふたご座の足元に位置する、満月ほどの大きさの明るい散開星団です。
            そのすぐ右下に見えるのがNGC2158という番号が付いた散開星団です。
            ちょっと球状星団のように見えますね。
         



        NGC2174 (ピクセル50%表示で切り抜き)

            モンキー星雲と呼ばれている散光星雲です。
            逆さにすると猿の横顔のように見えるらしいですが、どうでしょう?
            この星雲は散開星団NGC 2175に付随しているそうです。
         



        IC443 (ピクセル50%表示で切り抜き)

            くらげ星雲と呼ばれている散光星雲で、超新星の爆発で形成されたようです。
            頭?の部分はなんとか写りますが、足の部分は淡いです。
            中央やや上の少し明るい星が集まっているのは「Cr89」という散開星団のようです。
            さらに左側の明るい星の上に、とても淡いですが赤っぽい星雲?があるようです。
         


         








        2017.01.12 Thursday

        星野写真(60Da、100mm) おうし座領域3

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          60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
          メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


          この「おうし座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
            ・Mel 25 : 散開星団(ヒアデス星団、Caldwell Object C41)
            ・NGC1647 :  散開星団

            ・HH102 : ハービッグ・ハロー天体






            撮影日時 : 2016/12/28 22:22〜  360sec×24枚
            撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-8℃
            カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
            フィルター : 無し
            レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
            追尾 : EM11(ノータッチ)
            処理
              ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
              ・CameraRaw6 : Raw現像
              ・StellaImage6.5 : Lab色彩調整
              ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

            空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価




          StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




          この領域の主役は ”ヒアデス星団” で、とても大きな散開星団です。
          肉眼でもV字型に星が並んでいるのが分かりますが、散開星団としては星は比較的まばらで、
          メシエ番号は付いていません。
          でも「Mel 25」という番号が付いていて、カルドウェル天体にも選ばれています。
          オレンジ色の星と青白い星が混ざっていますが、両方とも散開星団に含まれるのですかね?
          V字型の星の並びはオレンジ色の星で構成されているようですが、、、。
          なお、1等星の ”アルデバラン” はたまたま同じ方向に見えているだけだということです。

          そして写野全体にこげ茶色のもくもくした雲のようなものが見えていますが、これは分子雲です。
          「おうし座分子雲」と呼ばれる大きな分子雲のごく一部が写っているのです。
          このようにとても広がった天体は、カメラレンズ向きだと思っています。
          それにしても、最近のデジカメはフィルム時代では思ってもみなかったものが写りますね。

          前回は年に一度あるかないかというぐらいに非常に透明度が良い空でした。
            → 前回はこちら
          今回は普通の星空だったので、総露光時間をかなり長くしてみました。
          結果は残念ですが、前回のほうが写りは良かったです。
          それを画像処理でカバーしようとしたのですが、どうでしょう?
          分子雲をある程度は炙り出すことはできましたが、やはりざらついてしまいました。
          これを滑らかに仕上げるには、いったいどれだけの露光時間が必要なのでしょう?



          NGC1647 (ピクセル33%表示で切り抜き)

              V字型をしたヒアデス星団の前方に位置している散開星団です。
              ヒアデス星団を写すと、ほとんどの場合にもれなく写ります。
           



          HH102 (ピクセル50%表示で切り抜き)

              一番明るい星がヒアデス星団のε星です。
              そこから左下に暗黒星雲(LDN1551)が伸びています。
              そして、その先端付近に見える赤茶色の小さな天体がハービッグ・ハロー天体です。
              生まれたばかりの若い恒星が放出するジェットが、分子雲を励起して輝線星雲として観測されるそうです。
              前回、こんなものが望遠レンズで写るんだと知って、とてもびっくりした記憶があります。
              で、今回もこれを大事に仕上げたつもりです。
           


           








          2017.01.09 Monday

          星野写真(60Da、100mm) くじら座領域1

          0

            60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
            メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


            この「くじら座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
              ・M77(NGC1068) : 渦巻き銀河

              ・NGC1055 : 渦巻き銀河
              ・NGC1073 : 棒渦巻き銀河






              撮影日時 : 2016/12/28 20:44〜  300sec×16枚
              撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約-7℃
              カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
              フィルター : 無し
              レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
              追尾 : EM11(ノータッチ)
              処理
                ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                ・CameraRaw8.5 : Raw現像 
                ・StellaImage6.5 : Lab色彩調整
                ・FlatAide : フラット補正
                ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

              空の暗さ(C)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



            StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




            くじら座は天の川銀河系の南極方向にあたるので星間物質が少なく、多くの銀河が見られるそうです。
            この写野でも12等よりも明るい銀河が8個も写っていて、画像を拡大して探してみるのも楽しいです。
            でもメシエ天体はM77だけなので、ちょっと寂しいですね。

            試写画像を裏面モニターで見たときは中央付近に銀河らしきものが確認できました。
            でも、前回もそうだったのですが、それはM77ではなくてNGC1055だったようです。 

            時期的には少し旬を過ぎてしまいましたが、冬の星座がまだ十分に昇ってこないので、狙ってみました。
            前回と比較すると、前回の方が空の状態が良かったこともあって、写りは良かったです。
              → 前回はこちら
            それを画像処理でカバーしようとしたのですが、やはり無理でした。
            また銀河の色合いが赤っぽくなったのですが、空の状態が反映したのでしょうか?



            無理を承知で100%表示で切り抜いてみました。

            M77 (ピクセル100%表示で切り抜き)

                下側の丸い天体がM77ですが、この写真では銀河に見えませんね。
                M77はセイファート銀河に分類される銀河で、明るい中心核と外側に淡い広がりを持っているそうです。
                そう言われれば、そんなふうにも見えますね。

                真ん中やや下にあるのはNGC1055で、こちらは一見して銀河と分かりますね。
                暗黒帯が地球側を向いた、エッジオンタイプに分類される銀河です。
                すぐ上の2つの明るい星と合わせて、カエルの顔に見えるという人がいます。

                左上にあるのはNGC1073で棒渦巻き銀河です。

                こうやって複数の銀河を見比べるのはとても面白いですね。
                もっと鮮明に写せればもっと楽しいのでしょうが、、、。

             


             








            2016.12.18 Sunday

            星野写真(60Da、100mm) ペルセウス座領域2

            0

              60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
              メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


              この「ペルセウス座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                ・Mel.20 : 散開星団 α星付近のとても大きな散開星団です。
                ・NGC1528 : 散開星団
                ・NGC1491 : 散光星雲






                撮影日時 : 2016/12/06 23:02〜  360秒×16枚
                撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-2℃
                カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                フィルター : 無し
                レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                追尾 : EM11(ノータッチ)
                処理
                  ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                  ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                  ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                  ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
                  ・FlatAidePro
                  ・Nik Collection (Dfine 2)

                空の暗さ(B)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



              StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




              この領域の主役は「Mel20」という散開星団で、肉眼でも明るい星が点在しているのが分かります。

              秋の銀河(天の川)の中なので微光星がびっしりですね。
              いつもより星の色合いを少し強調して仕上げてみました。
              所々に見られるオレンジ色の星がとてもチャーミングで惹かれますね。
              微光星の密度は一様ではなく、淡い暗黒帯があるようにも見えます。

              前回の撮影は時間帯が早いこともあって星空がやや明るかったのです。
                → 前回はこちら
              今回は夜半少し前からの撮影で、地平高度が高いこともあって、たっぷり露光できました。
              明るい星の星像がやや大きくなってしまいましたが、星の色合いがカラフルに表現できたので良しとしました。



              Mel20 (ピクセル33%表示で切り抜き)

                  ペルセウス座のアルファ星の周りには明るい星が集まっています。
                  散開星団として捉えられることは少ないようですが、Mel20という番号がちゃんと付いています。
                  どこからどこまでが散開星団なんでしょうか?
                  青白い星にまじって、オレンジ色の星が目立ちますね。
               



              NGC1528 (ピクセル33%表示で切り抜き)

                  銀河(天の川)の中なので散開星団がたくさんありますが、NGC1528はやや大きめ散開星団です。
                  そこから西側に2度ほど離れたところに、小さな散光星雲NGC1491があります。
                  周囲にかなり淡い領域が広がっています。
                  さらにその右上には、これまた淡い星雲が広がっているように見えます。
               


               








              2016.12.13 Tuesday

              星野写真(60Da、100mm) いっかくじゅう座領域2

              0

                60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

                この「いっかくじゅう座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                  ・NGC2170 :  散光星雲

                  ・NGC2182 :  散光星雲
                  ・vdB68 : 散光星雲
                  ・vdB69 : 散光星雲
                  ・vdB70 : 散光星雲






                  撮影日時 : 2016/11/26 01:05〜  360sec×25枚
                  撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-3℃
                  カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                  フィルター : 無し
                  レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                  追尾 : EM11(ノータッチ)
                  処理
                    ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                    ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                    ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                    ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                  空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(B)  5段階評価




                StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




                この領域は ”いっかくじゅう座” と ”オリオン座” の境界付近です。
                散光星雲 NGC2170 付近が主役なのですが、オリオンのハイライト領域も入れてみました。
                <BR>
                前回は構図が傾いてしまって、主役付近が写野の端になってしまいました。
                  → 前回はこちら
                今回はそのあたりは十分注意したのですが、逆にM78がぎりぎりで写野の外に、、、(涙)。

                主役のNGC2170付近には散光星雲が点在していますが、どれも小さくてかなり淡いです。
                番号が付いているものはどれも青い星雲のようですが、近くには紫色やオレンジ色の星雲もあるようです。
                でも私の写真では、それらはほとんど分かりませんね。

                空の透明度も比較的良く、たっぷり露光したので、かなり派手目に仕上げました。
                前回はやや青みを強くしたので、今回はその反動?で逆方向になりました。
                と言うか、何故か同じような色合いに出来なかったのです。
                色合い調整って、不思議なところがありますよね。



                NGC2170 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                    ちょっと自信が無いですが、この付近の星雲の番号を下の画像に記入してみました。
                    番号が付いているものは青い星雲のようですが、近くの青っぽい星の色とは微妙に違いますね。
                    紫色やオレンジ色の星雲もあるようですが、とても淡くて歯が立ちません。
                    それぞれは小さくても集まっている様子はとてもカラフルできれいです。
                    「山椒は小粒でも」と言ったところでしょうか。

                    なお、ここは典型的な星生成領域だそうですね。
                 





                オリオン座のハイライト領域 (ピクセル33%表示で切り抜き)

                    オリオン座のハイライト領域を切り出してみました。
                    淡い分子雲を主体に仕上げているので、明るい星雲は白飛び状態です(苦笑)。
                    両立できればもっときれいな画像になるのでしょうね。
                    分子雲や暗黒星雲と明るく輝いている星雲とは一体になっているように見えますね。
                    近くに明るく輝いている星があると、散光星雲や反射星雲として見えているのだと思います。
                 


                 








                2016.12.07 Wednesday

                星野写真(60Da、100mm) うお座領域1

                0

                  60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                  メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                  この「うお座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                    ・M74(NGC628) : 渦巻き銀河






                    撮影日時 : 2016/11/25 23:16〜  300sec×18枚
                    撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-3℃
                    カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                    フィルター : 無し
                    レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                    追尾 : EM11(ノータッチ)
                    処理
                      ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                      ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                      ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                      ・FlatAide : フラット補正
                      ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                    空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



                  StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



                  うお座の星の並びはよく分からないので、おひつじ座の明るい星から辿っていきます。
                  でも最初におひつじ座の位置を間違えてしまって、無駄に時間を費やしてしまいました。
                  早く自動導入ができるようにしないといけませんね。

                  この領域は恒星以外の天体がほとんど無くて、ちょっと(かなり)寂しいです。
                  試写画像を裏面モニターで見ても、M74は恒星ではなさそうですが渦巻銀河とは分かりませんでした。 

                  前回(2014.10.24)と比較すると、残念ながら前回の方が写りが少し良いですね。
                    → 前回はこちら
                  M74の色合いもだいぶ違って、前回は青白っぽくて今回は赤っぽいです。 
                  どちらが本当なのでしょう?

                  全体的に背景に色ムラが見られるのですが、露光時間をもっと長くしたほうが良かったかもしれません。
                  ちなみに処理前のヒストグラムのピーク位置は、左側から1/3あたりでした。
                  また一部にとても淡いですが、まるで分子雲のようなもやもやがあるのです。
                  でもこんなところに分子雲なんか無いでしょうから、単なるムラでしょうかね?



                  M74 (ピクセル100%表示で切り抜き)
                      無理を承知で100%表示で切り抜いてみました。
                      真上から渦巻きを眺める格好になるフェイスオン銀河です。
                      でもメシエ天体の中で最も暗い天体の一つと言われているそうです。
                      渦巻きの形はとてもきれいだそうですが、とても淡いですね。
                   


                   








                  2016.11.13 Sunday

                  星野写真(60Da、100mm) おうし座領域2

                  0

                    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                    この「おうし座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                      ・M45 : 散開星団 (プレアデス星団、すばる(和名))

                      ・IC353 : 散光星雲
                      ・IC359 : 反射星雲
                      ・IC1435 : 反射星雲 (メローペ星雲)
                      ・暗黒星雲(Bはバーナード・カタログ)






                      撮影日時 : 2016/11/03 23:59〜  360sec×20枚
                      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約+3℃
                      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                      フィルター : 無し
                      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                      追尾 : EM11(ノータッチ)
                      処理
                        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                      空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



                    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




                    この領域は何と言っても ”プレアデス星団(すばる)” です。
                    清少納言が「枕草子」で筆頭に挙げているくらいですからね。

                    でも、おうし座分子雲のうねうねが面白いです。
                    だからあえてM45を端に寄せて、分子雲を入れた構図にしてみました。
                    左上の赤茶色の暗い雲のように写っているのが分子雲です。
                    この画像にはその一部分しか写っていませんが、フィルム時代ではこんなものは見たこともなかったです。

                    さらにこの領域は、全体に淡いもやもやしたものが見られます。
                    これは星間雲なんでしょうね。
                    その星間雲の濃い部分が分子雲となり、近くに明るい星があると散光星雲や反射星雲として輝くのでしょうね。

                    フォーカス調整がうまくいったので、星の色合いを大事にしながら、
                    もやもやを前回よりも浮かび上がらせてみました。
                      → 前回はこちら
                    そのせいでしょうか?全体的に少し赤みが強くなったようです。
                    一方で、M45を取り巻く星雲の色合いはちょっと不満が残っています。
                    前回のようにもう少し青みを強くしたかったのですが、うまく調整できませんでした。
                    ここで初めて気が付いたのですが、
                    星にまとわりついている部分と大きくとりまいている部分とでは少し色合いが違うのですね。

                    あちこちに存在する淡いもやもやは場所によって色合いが違います。
                    少し青っぽいものもあれば、少し赤っぽいものもあります。
                    これは単なる色ムラではなくて実体だと思っているのですが、ちょっと自信がありません。

                    また左上の分子雲のなかに反射星雲(IC359)がありますが、とても淡いです。



                    M45 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                        プレアデス星団は青白っぽい星雲に囲まれているように見えます。
                        でも星団と星雲は関係がなくて、たまたま星雲がこの場所にあって照らされているだけらしいです。
                        メローぺの周りの星雲はIC1435という番号が付いています。

                        さらにその周りにはとても淡いもやもやが見えます。
                        M45の左上の領域はやや青っぽく見えますが、右下の領域は少し赤みが感じられます。

                        青白い色調の中で、オレンジ色の星がとても綺麗で目立っていますね。

                     


                    この領域の左側は「おうし座領域4」として撮影しているので、モザイク合成してみました。
                      → おうし座領域4はこちら
                    画像のコントラストや色合いを合わせていないので、いつか再挑戦してみたいです。





                     








                    2016.11.08 Tuesday

                    星野写真(60Da、100mm) カシオペア座領域1

                    0

                      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                      この「カシオペア座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                        ・M103(NGC581) : 散開星団
                        ・NGC281 : 散光星雲
                        ・IC59/63 : 散光星雲

                        ・NGC457 : 散開星団(E.T. Cluster、Caldwell Object C13)
                        ・NGC663 : 散開星団(Horsechow Cluster、Caldwell Object C10)






                        撮影日時 : 2016/11/03 21:36〜  360sec×20枚
                        撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約+4℃
                        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                        フィルター : 無し
                        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                        追尾 : EM11(ノータッチ)
                        処理
                          ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                          ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                          ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                          ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
                          ・FlatAidePro

                        空の暗さ(BC)、透明度(B)、フォーカス(AB)  5段階評価



                      StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




                      カシオペアの中心部とも言える領域で、Wの明るい星の3つが入っています。
                      思っていた以上にカラフルで、とても楽しい領域ですね。
                      でも場所によって背景の色合いがかなり異なっていて、色合いの仕上げ方がとても難しいです。
                      本来の色合いの違いなのか単なる色ムラなのかとても悩ましいです。
                      特にシアンが強い領域があるのが私は苦手です。
                      パックマン星雲を入れたのでこのような構図になりましたが、もっと北側が気になるところですね。

                      この領域は散開星団がとても多いです。
                      しかもカルドウェル・カタログに選ばれているものが2つもあります。

                      秋の銀河(天の川)の中なので、いろんな要素が入り混じっています。
                      でも全体を見ながら仕上げていったので、個々の対象に適した処理にはなっていないと思います。
                      このあたりが写野の広い星野写真のとても厄介なところだと感じています。

                      この領域を撮影するには時期的に少し遅くて、前回同様に夜半前の撮影になってしまいました。
                        → 前回はこちら
                      でも地平高度が高いので、枚数を多くして撮影してみました。
                      前回と比べてフォーカス調整が比較的うまくいったので、星の色合いが表現できたかなと思っています。



                      M103 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                          天の川の中なので、散開星団は微光星に埋もれてしまいそうです。
                          この領域は散開星団がとても多くて、M103は目立たないですね。

                          写真ではNGC663のほうがずっと見栄えがして、
                          カルドウェル・カタログに選ばれているのも納得できます。
                       



                      NGC281 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                          その形から「パックマン星雲」と呼ばれています。
                          比較的明るくて、満月ほどの大きさがあります。
                       



                      IC59/63 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                          Wの真ん中の星(γ星)にまとわりつくように位置している小型の反射星雲です。
                          全体はひとかたまりの星間ガスのようですが、
                          γ星の北側にIC59,北東側にIC63という番号が付いています。
                          色がとても綺麗な星雲ですね。
                          でも拡大撮影では、γ星のゴーストが厄介かもしれません。
                       



                      NGC457 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                          ふくろう星団(Owl Cluster)、とんぼ星団(Dragonfly Cluster)、ET星団(E.T. Cluster)などと、
                          いろいろな愛称があるようです。
                          ET星団は2つの明るい星から連想されるのでしょうね。

                          その東側に小さい赤い星雲があって気になるのですが、番号等は分かりません。
                       





                      この領域はずっと撮り直したいと狙っていたのですが、相性が悪いのか失敗続きでした。
                      10月上旬に撮影した時は、赤いフリンジがかなり出てしまって仕上げるのを断念しました。
                      10月下旬に撮影した時は、明るい星の周囲に盛大なハロー?が出てしまいました。 → 下の画像
                      ヒーターのスイッチが切れていて、どうもレンズが少し曇ってしまったようです。

                      星野写真としてはこれも面白いのですが、IC59/63に影響が出てしまったので泣く泣くボツにしました。


                      という訳で、今回は3度目のだったのです。




                       

                       









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